Quantcast
Channel: kikoがスタート
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2994

滋賀県野洲市・昭和天皇即位の時に選ばれた「悠紀斎田」

$
0
0
今日は「悠記斎田 御田植歌」の額にあった悠紀斎田のことです・・・


三上神社から国道8号線を渡ったところに「悠紀斎田記念碑」があります。

立派な「悠紀斎田記念碑」ですが、「悠紀斎田」ってご存知ですか?
私・・・? 私は聞いた事も無かったので調べてみました。(^^ゞ



● 悠紀斎田 (ゆきさいでん)
皇位の継承があったときに、大嘗祭(天皇即位の儀式)の際に供される
神餅、神酒のお米をつくる田のことであります。
 
● 大嘗祭 (だいじょうさい)
天皇が即位した後で最初に挙行する大規模な新嘗(にいなめ)祭のことです。
(新嘗祭とは、天皇が新穀を神にすすめ親しく食する祭儀)


大きい画像でもチョッと見難いですが
画像をクリックすると、別枠の大きい画像でご覧になれます。

昭和3年(1928)の昭和天皇の即位の折には三上村(現・野洲町三上)の
御上神社近くの斎田が採用された。 御上神社では毎年6月25日に当時の
衣装そのままに御田植え祭が行われる。  (お田植祭り より)

「昭和の悠紀斎田」をもっとお知りになりたい方は
昭和3年当時の様子が掲載されている お田植祭り をクリックしてご覧下さい。


悠紀斎田には、稲刈りで刈った稲がお供えされていました。
奥に見えるのが三上山です。(びわ湖東岸からも見える三角の山です。)

収穫の秋には、稲刈りと試食会があり希望者は参加させて頂けるそうです。

試食された方が
「土器で炊いた赤米と黒米はよく噛みしめると甘みがあって美味しいでした。」

また、フランス料理のシェフは
「これは肉料理と合いそうだ」と感心されていたそうです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2994

Trending Articles