Quantcast
Channel: kikoがスタート
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2994

イギリスの「わたしを離さないで」と、アメリカの「クローン」

$
0
0
カズオ・イシグロ氏が、2017年のノーベル文学賞を受賞されました。
おめでとうございます!

作者のカズオ・イシグロ氏は、長崎生まれの日系イギリス人作家で、幼いころに家族でイギリスに渡り、イギリス人として教育を受けます。長編デビュー作は「遠い山なみの光(1982年)」。1989年に出版した第3作「日の名残り」が人気を博し、同作でイギリスの権威ある文学賞であるブッカー賞を受賞しています。

2016年にTBS系でドラマ化され放送された、綾瀬はるかさん主演の「わたしを離さないで」は、カズオ・イシグロ氏の作品だと知り、私が「わたしを離さないで」を見ていたときに重なった映画があったことを思い出しました。

それは、自らをクローンと宣告された男の戦いの物語「クローン」でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2002年のアメリカが製作国の映画「クローン」は

「ブレードランナー」「マイノリティ・レポート」の原作者フィリップ・K・ディックの小説を「コレクター」のゲイリー・フレダー監督が映画化したSFアクション・ミステリー。「アポロ13」のゲイリー・シニーズが製作と主演を兼ねる。自らをクローンと宣告された男の存在証明を賭けた闘いが始まる。

西暦2079年。地球は異星人との戦争状態にあり、青い空と豊かな大地の大半を失った人類はドーム都市での生活を強いられていた。天才科学者スペンサーはその夜、軍の極秘プロジェクトの議長との会談を控えていた。だが、スペンサーはオフィスへ向かう途中で保安局のハサウェイ少佐に逮捕されてしまう。

しかも理由は、本物のスペンサーはすでに殺されていて、今いるスペンサーは異星人によって造られたクローンであり、体内には爆弾が仕掛けられ標的に近づくと爆発するからだ、というもの。このままでは処刑されてしまうと考えたスペンサーは一瞬のスキをついて脱出、自分が本物のスペンサーであることを証明するため執拗な追跡をかいくぐりながらある場所を目指すのだった。(allninemaより抜粋)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「わたしを離さないで」のあらすじは こちら でご覧になれます。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2994

Trending Articles