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第62回 式年遷宮を前にして 「お伊勢さんまいり  内宮」

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二見浦から外宮におまいりしたので、お伊勢まいりの最後は内宮です。


内宮への入口、宇治橋鳥居と宇治橋です。

宇治橋は全長101.8m、巾8.421mで、20年毎にかけ替えられます。
純日本風反り橋で檜で作られていますが、橋脚の部分は欅を使用。


五十鈴川に架かる宇治橋の欄干の、16基の擬宝珠(ぎぼし) から上流を見ています。


神苑から、大正天皇御手植松の立派な松が見えます。


五十鈴川手水舎
内宮の手水舎は右側にあるので、参道は手水舎と同じ右側を通ります。


五十鈴川と御手洗場(みたらし)

参道から右手のゆるやかな斜面を下りていくと、元禄5年 (1692年)
徳川綱吉の生母、桂昌院が寄進したものといわれる石畳を敷き詰めた
五十鈴川岸の御手洗場に出ます。

五十鈴川は、神路山を水源とする神路川と、島路山を源とする島路川の
二つの流れが合流しています。


第二鳥居から少し行くと、右側に道があり五十鈴川を渡る橋が見えました。
後で分かったのですが、その先には鎌倉時代の 元寇(げんこう) の時に神風を吹かせて
日本を守った風の神をまつる別宮 風日祈宮(かざひのみのみや) があるそうです。

元寇は、ここをクリックしてご覧下さい。


奥へと進んで行くと左側に階段があり、この上に建つのが正宮です。


社殿の中心の正殿は五重の垣根に囲まれています。
唯一神明造りの古代の様式を伝える萱葺き(かやぶき) の屋根には10本の鰹木(かつおぎ) が
のせられ、4本の千木(ちぎ) の先端は水平に切られています。

皇大神宮(こうたいじんぐう) (内宮) は、皇室の御祖神 天照大御神(あまてらすおおみかみ) をおまつりする
わが国で最も尊い神宮です。


社殿西隣の御敷地から、建築中の一部が見えています。
2000年昔と変わらない森の中で、そこは光輝いているように見えました。

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