
本物は初めてですが、この二つの作品はよく見ることがありました。
会場の入口にあったその絵に 「何人いるでしょう? 何匹いるでしょう?」
左:みかけハこハゐがとんだいい人だ 歌川国芳 (くによし) 大判錦絵
右:五十三次之内 猫の怪 歌川芳藤 (よしふじ) 大判錦絵

さぁ! この絵の中に何人いるでしょう〜?
幽霊・妖怪直撃インタビュー
だからさ、何度も言ってるだろ。 オレは妖怪じゃないって。 正真正銘、人間。
それも 「いい人」 なんだから。 浮世絵としても国芳先生の傑作だぜ。
なんでこんなテーマの展覧会に出すかなあ。 だいたい、トランスフォーマー
なんてくくりで、ネコといっしょにインタビューするなんて、ありえないでしょ。
えっ? どの人がしゃべっているのかって? うう・・・イタイとこつくなぁ。

ネコは何匹いるでしょう〜?
幽霊・妖怪直撃インタビュー
ゴロニャーゴ。 我が輩は化けネコである。 国芳先生の弟子の芳藤先生の
代表作だニャ。 師匠のパクリ? あえて否定はしないけど、できれば、応用
とか発展形って言ってもらいたいニャ。 先生たちふたりとも、大のネコ好き
だったんだ。 オマエはイヌ派? フン、妖怪っていえばネコだゴロニャア。
数えられたかな〜? 私も何度か数えたことはありましたが ? でした。
答えは 「人が14人、ネコは10匹」 でした。 あぁ〜これでスッキリした。
幽霊・妖怪直撃インタビューは他にもありましたが、楽しくて大好きです!