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京都・魁桜が咲くと、都のお花見が始まるといわれる「平野神社」

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「平野神社」は、北野天満宮の北西にある桜の名所です。

平野神社の名前は知っていましたが、行く機会も無く行きたいと思っていると
歴史クラブの下見で、桜の季節が終わった5月に行くことができました・・・が
当然ながら「魁桜」の写真はありませんので、あしからず (^^ゞ


平野神社は、平安遷都(794年)の際に平城京から当地に移転してきた神社で
賀茂社、春日社、石清水八幡、松尾社につぐ社格を誇っていたそうです。

「魁(さきがけ)桜」は、平野神社発祥の桜で早咲きの品種です。
「魁桜」が咲き出すと、都のお花見が始まると言われています。

本殿 重要文化財

794年(延暦13)平安遷都の際、この地に遷座。

現在の社殿は寛永年間(1624-44)の造営で平野造とよばれる
伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社です。

祭神は
今木神(いまきのかみ)
久度神(くどのかみ)、
古開神(ふるあきのかみ)
比咩神(ひめのかみ)

平野神社も、平成30年台風21号の被害により
東福門院和子(とうふくもんいんまさこ)さまが寄進した拝殿が倒壊し
桜の数十本の倒木など甚大な被害を受けていました。

大楠の前にある「すえひろがね」

「すえひろがね」は、餅鉄(べいてつ)とも呼ばれる石で
説明書によると、昔はこの石に神さまが宿っていると信仰されており
鉄尊様(てっそんさま)と崇められていたそうです。

重さ200kg、高さ80cm、厚さ27cmと大きな「すえひろがね」は
岩手県産で、専門家によると国内最大の大きさだといわれています。

また御神木と同様に、パワースポットと言われ
御神木の周りを廻った後に「すえひろがね」に触れると
未知なる力を授かれるともいわれています。

※チラッと見ただけですが、とても気になる立派な南門がありました。
 その門は、慶安4年に御所から下賜され当初は表参道の正面にあった
 そうですが、昭和17年(1942年)に南門として移築されたそうです。
平野神社に行かれたら、御所から下賜された南門も見て来て下さい。

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