
京都の町づくりについて説明がありました。
(写真の下部分に少し見えているのは、北に位置する前栽です。)
京都は路地が多く、辻子(ずし)と呼ばれる道があります。
路地:突き当りで通り抜け出来ない道。
辻子:職住共存の道で通り抜けが出来る道。
※地名にもある「辻子」は、通り抜けが出来る道からのようですね。
欄間 「東山」

説明があった部屋は、8畳の部屋が南北に並び
この欄間の北側が「奥の間」で、南に位置する部屋が「次の間」です。
2階の廊下

奥の間から廊下に出ると、廊下の右側が説明のあった和室です。
この中廊下を挟んで、右側が接客用として使われる和室で
左側は、私用で使う部屋(洋間など)として使い分けられています。
東山を望んだ丸い窓

先ず突き当りの部屋に行くと、2畳ほどの和室があり
いまはマンションが邪魔をして見えなくなっていますが
丸い窓から東山が見えていたそうです。
書斎

2階の書斎にはマントルピース(暖炉)が設けられ
天井の造りなど洋風の空間となっています。

ステンドグラスを設置した洋風の書斎
お手伝いさんの部屋

書斎から見えていた和室は
お客さんが来られた時に使われる、お手伝いさんの部屋です。
お手伝いさんの使う階段

この階段を使われるそうですが・・・
慣れていなければチョッと危ない感じです。
2階から見る前栽(せんざい)

奥の間の北側にも廊下があり、下の前栽を眺めることができます。

前栽を挟んで見えるのは立派な蔵です。

廊下の西端からは、北側に建つ高倉小学校が見えています。