あのバンクシーが看護婦をスーパーヒーローにした「セインツ（聖人）の絵」

世界でも有名なストリートアーティスト「バンクシー」の作品”少女と風船”が、オークションで落札された瞬間にシュレッダーが起動し裁断され驚いたことがありました。

バンクシー、シュレッダー絵画騒動


その正体不明の芸術家・バンクシーが、新型コロナウイルス感染者らの
治療にあたる医療従事者らに対する感謝の思いを込めた作品を描きました。

バンクシーの「看護婦を題材にした作品」

救急病棟近くのロビーに飾られた作品は、バットマンとスパイダーマンの人形に見向きもせず、看護婦の人形を手に取り遊ぶ少年が描かれています。
新型コロナウイルス危機の中、医療従事者をスーパーヒーローになぞらえ、敬意を示すメッセージが込められている作品です。

英ＢＢＣによれば、病院へ向けたメモが添えられていました。
それは「あなたたちがしている全てのことに感謝します。白と黒だけの作品ですが、この場所に少しでも明るさをもたらしますように」
この記事はこちらでご覧ください。（この写真は、記事からお借りしました。）

「セインツ（聖人）の絵」

バンクシーはインスタグラムへの投稿で
この作品が自身の作品であると確認しています。

病院はバンクシーの承認を得て、この作品を「セインツ（聖人）の絵」と名付けました。セインツは、地元のプロサッカーチームの愛称にちなんでいます。

この作品はロックダウン（都市封鎖）解除後まで病院に飾られ
その後、オークションに出品され収益は医療支援のために寄付されるそうです。