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京都市美術館が、リニューアル・オープンして「京都市京セラ美術館」に

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エンタの扉~京都市京セラ美術館開館記念展 5月23日(土)放送からです。
外出を控えていますが、テレビで美術館めぐりを楽しんでいます。(^^ゞ

京都市美術館(2009年9月)


kikoがスタート 2016年10月投稿記事より
京都市が、平成31年度(2019年)にリニューアルオープンを計画している市美術館の愛称を決める命名権(ネーミングライツ)を京セラ(京都市伏見区)に売却し、愛称を「京都市京セラ美術館」とすると発表、売却額は50年で約50億円で再整備の工事費に充てるそうです。

工事中の 京都市美術館 (2018年10月)

京都国立近代美術館の大きなガラス窓から見えていたのは
平安神宮大鳥居と、再整備工事中の京都市美術館です。

京都市美術館は1933年(昭和8年)に開館されましたが、1928年(昭和3年)に京都で行われた昭和天皇即位の礼を記念して計画が始まり、当初は「大礼記念京都美術館」という名称でした。

リニューアル・オープンした「京都市京セラ美術館」2020年5月

リニューアルを手がけたのは、建築家の青木淳氏と西澤徹夫氏。

美術館正面前にスロープ状の広い広場が誕生しています。
ファサードの景観と広場が一体となり、憩うことのできる空間です。


以前の建物と、リニューアルされた「ガラス・リボン」のある正面の
上部分はそのままの建物ですが、同じ建物と思えないほど違いますね。
建物の向かって左端はミュジアムショップ、右端はカフェになっています。


ガラス・リボンの内側から見ています。


地下1階が玄関になっています。


地下1階から大階段を上がると

中央ホール

建物の中心に位置する、天井高16メートルの広い空間です。

左右には、南北の展示室「南回廊」「北回廊」へとつながる扉があり、東側正面には「日本庭園」と新館「東山キューブ」につながる扉があります。

コレクションルーム

本館の南回廊1階には、コレクションルームも新設されています。

日本画、洋画、彫刻、版画、工芸、書といった近代以降の京都の美術作品を収蔵する3,600点超のコレクションから、四季に合わせた選りすぐりの作品を展示されるそうです。

創建当時からの建築意匠を保存

玄関が地下1階になりましたが、創建当時からの玄関は残っています。


本館2階への階段も


本館は、7月ころの官報告示で正式に国登録有形文化財となります。


天井のステンドグラスや、照明などが残されています。

本館 光の広間「天の中庭」

青空の見える中庭に・・・見たことの無い建物があります。
私が知らなかっただけ? いいえ、ここは未公開だったそうです。(^^ゞ

日本庭園

本館中央ホールの扉を抜けると日本庭園が広がっています。


「日本庭園」は、誰でもくつろぐことのできるオープンなスペースになり
折々に、様々な音楽・光・アートのイベントなどを開催するそうです。


美術館の裏手(東側)にある日本庭園の作庭は
近代京都を代表する作庭家・七代目小川治兵衛(植治)。

美術館の収蔵庫屋上の展望デッキから、この日本庭園を眺められるそうですので、素晴らしい東山の借景も見ることができますね。

新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、開館が延期されていましたが、当面は京都府在住の方のみ対象で、5月26日(火)より事前予約・定員制にて開館します。 ※この期間、京都府外の方は予約しても入館できないそうです。
京都市京セラ美術館のホームページは こちら でご覧ください。

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