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2020年を詠む「西成のおっちゃんたちの詩集とコロナ替え歌集」

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12月27日に亡くなられた、立憲民主党の羽田雄一郎参院議員(53歳)の死因が
体調不良でPCR検査を受ける予定だった、新型コロナウイルスの感染でした。

全国唯一、西成署にしかない警察署が発行する
労働者の詩集「西成のおっちゃんたちが人生を詠む!」の記事がありました。

それは、西成署にしかない『防犯コーナー』で
第一次あいりん暴動をきっかけに、警察でも労働者の方々に寄り添う活動から発足しました。 労働者から詩や俳句などを募集し、毎年年末に『カレンダー付きの詩集』を発行して地元住民や、衣類を寄付してくれた人へ無料で配布しています。

 『ふるさとを にくんで捨てた俺だけど なぜか気になる ふるさとの家』
 『かあさんと ひとこと呼んでみたかった 育ててくれた なつかしき義母(はは)』
 『細枝に止まりし かたつむり 俺は家なき 泥ネズミ』
 『元旦に 万博まではと 祈願する』
 『枯木立 我身(われみ)も枯れし ああ無情』

 『宿(ドヤ)代気にしてすすり飲み、 腹にはグッとしみるけど
  心の底から 酔えないで ドヤ代飲んで 二日酔い
  あすも飲みたい酒だけど 俺のフトコロ からっけつ
  布団の上にも 寝られずに ごろりころんだ 青天井 
  夜明けの風が 身にしみる』

などリアルな言葉の詩集です。この記事は・・・こちらでご覧ください。

 
袋小路あやまろ さん (ペンネーム)
私が参加させて頂いてる機関誌に、掲載されていた替え歌です。

  「川の流れのように」  美空ひばり さんの替え歌
     知らず知らずうつっていた
     狭く暗いあの部屋
     振り返れば
     皆でカラオケ歌っていた
     ひとりぼっちで隔離され
     薬さえないそれもまたコロナよ
     アーアー闇の流れの中に
     ひとりウイルスに染まるだけ

  「北の宿から」  都はるみ さんの替え歌
     あなた変わりはないですか
     日頃コロナが増えてます
     つけてもらえぬ布マスク
     寒さこらえて縫ってます
     女心の未練でしょう
     コロナ怖いの北の宿

  「函館の女」  北島三郎さん の替え歌
     はるばる来たぜ武漢から
     コロナウイルス持ち込んで
     あとは追うなと言いながら
     世界中にばらまいたのだ
     どこえも行けぬステイホーム
     とても我慢ができないだろう

素晴らしい時世の替え歌ばかりです。
あと三作品ありますので、また紹介したいと思ってます。(^^ゞ

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