京都・東山区「法住寺の鬼法楽」　2008年2月3日

2021年の節分は2月3日ではなく2月2日で、恵方は南南東です。

節分の季節になると思い出す一つに「法住寺の鬼法楽」があります。
後白河法皇にゆかりの深い法住寺は、永祚（えいそ）元年（989）に藤原為光が建立した広大な法住寺殿の御堂でしたが、長元5年（1032）に焼失しました。

「国宝　三十三間堂」は、法住寺殿の御堂の一つだと聞いたことがあります。
そして山科に閑居して好機を待っていた赤穂浪士大石内蔵助が、法住寺の身代り不動尊に詣でて大願成就を祈誓し、同志との連絡・会合の場所でもあったことから四十七士木像を安置されています。

●法住寺で行われた「星供開運厄除採灯大護摩供奉修」　2008年2月3日
　　　　

　　　　

　　　　
節分会の鬼法楽と豆まきがあり、福豆とお餅が振舞われていました。

法住寺・節分会　　2015年2月3日


また12月14日には、新撰組 の大石内蔵助が法住寺の身代わり不動尊に詣でていた事から、 舞妓によるお献茶、お茶席、討ち入りそば接待の義士会法要が行われています。

今年も、一ヶ月が過ぎました。
そして「法住寺の鬼法楽」に行きたいと思って十数年が経ちました。
2021年は、どんな年になるのでしょうね・・・。

京都・東山　法住寺：http://hojyuji.jp/