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埼玉の景勝地・長瀞渓谷 「紅簾石片岩と大きなポットホール 」

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いま大阪は「緊急事態宣言」で外出は控えていますが、2017年8月19日の再放送「ブラタモリ 埼玉SP 長瀞」を見ていると行きたくなる所でした。

長瀞渓谷(ながとろ けいこく)

埼玉県荒川上流部の渓谷は「長瀞ラインくだり」で知られる、日本地学の発祥の地です。 全長約6kmの岩畳など岩石の間を、緩やかな流れ(瀞)が長く続くことから「長瀞」と呼ばれてきました。
1924年(大正13年)12月9日、国の名勝及び天然記念物に指定。

荒川橋梁

大正3年に完成した秩父鉄道の路線の中で最も長い橋で、花崗岩とレンガ積みによって作られています。 荒川左岸が蛇紋岩の軟弱地盤だったため荒川橋梁をかけて、荒川右岸に渡り秩父方面へと接続し一部補強して現在も使われています。

紅簾石片岩(こうれんせきへんがん)

荒川を横切る親鼻橋の上流右岸の大きな岩は
産出の稀な紅簾石片岩の露頭です。


片岩:地下深くでつくられた岩で、層のような構造が特徴です。


ピンク色なのは、マンガンを多く含んでいるためでした。

紅簾石片岩のポットホール

荒川橋梁(きょうりょう)が見える、紅簾石片岩の上に上がると


直径約2m40cm・深さ約1m40cm の大きなポットホールがみえます。

ポットホールは
荒川の急流が屈曲部で渦をつくり、岩石の河床の凹部に閉じ込められた礫や小石が河床をすり鉢状に削り取ったものです。

長瀞は、日本地質学の父ナウマンをはじめ多くの地質 学者が巡検したところで「岩畳・虎岩」の他に「サンゴからできた 武甲山」のことも知りましたが、長くなりますので後日に更新します。

そして埼玉県北部地域には、近代日本経済の父・渋沢栄一氏が残した
足跡が多く残されていました。

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