
これは、湿原地帯の尾瀬で見ることができる 「白虹」 です。
虹といえば七色だと思ってましたが・・・白い虹があるのですね。
尾瀬では、朝の放射冷却によって霧が発生することが多いので
七色の虹ではなくて、白い虹を見ることが出来るのです。
それは、七色の虹が見えるときの雨粒よりももっと小さい水滴が集まって
霧になり、その霧によって光が散乱され光の輪となる大気光学現象でした。
英語では、虹を 「レインボウ (Rainbow)」 と言いますが
白い虹は、霧の弓の意味で 「フォッグボウ (Fogbow)」 と言われますが
日本語では、白虹のほかに 「霧虹 (きりにじ)」 と呼ばれています。