
うどんや風一夜薬 (かぜ いちや くすり)本舗さんが
「しょうが湯」 の実演販売していました。
かぜ薬に 「うどんや」 と 付いているのを不思議に思うでしょうが
このかぜ薬、生れは明治の初めの大阪なのです。
しょうがの味 うどんや風一夜薬は、かぜの早期治療にアツアツの
おうどんを食べ、この薬を飲んで一晩ぐっすりと眠ることが一番だと
考えられていたので、戦前はうどん屋さんで売られていました。
商人の町大阪。風邪をひいたら うどん屋さんに駆け込んで
その日のうちに風を治すのが、なにわの文化となったそうです。

辛味には5段階あって5が1番辛く、これはその内の辛味絶佳4です。
寒くなったらと・・・書いてますが、私は年中しょうが湯を飲んでます。
生姜は、中国、明(みん)の時代の本草学者 季時珍氏 によると
百我(健康な生活を妨げる様々な要因)を防御すると言われています。
漢方では、なくてはならない重要な原料で、魔除け・厄除けとしても
崇拝された歴史があるそうです。