
お寺に苗字が付いているのも珍しい、高槻市 「利井 常見寺」さんです。
利井 常見寺 (かがい じょうけんじ) さんの敷地中央に東西棟で建って
いる木造二階建が(写真左の建物) 「行信教校講堂棟」 です。

棟造桟瓦葺の左右対称平面の 「行信教校講堂 (ぎょうしんきょうこうどう)」
が、平成24年の耐震工事の時に 現役の木造校舎としては希少な存在 で
あることが分かり、僧侶養成専門学校 「行信教校」 の講堂と会館の2棟が
平成24年12月14日に 登録有形文化財 として登録されました。

北面中央に唐破風玄関を構えています。
一階は中廊下式で、八畳居室を並べ生徒室や事務室があり
二階は畳敷の広い講堂で、西奥に仏壇が備えられています。
まだあまり知られていませんが、高槻市では大阪医科大学別館
長谷川家、古畑家に続いて、4件目の登録有形文化財になります。
住所:大阪府高槻市東五百住町3-805