
オウムガイは、大きな殻をもつ巻貝の仲間だと思っていたのですが
頭足類 (とうそくるい) と呼ばれ、生きている化石のひとつでした。
どうして浮いているのか気になっったので調べてみると・・・
オウムガイの殻の内部には規則正しく仕切りが細かく分けられており
その中で出口に近い部屋が広くなっているところに体が入っています。
奥の方は空洞になっていて、浮力になるガスと液体が収まっているので
容積の比率を調節することによって、浮力の調整をしているそうです。
水深は約100m〜600mに棲んでいますが、水深が800mを超えた所では
殻が水圧に耐えきれず壊れてしまうそうです。4億5000万年前〜5億年前
に誕生し、それからほとんど進化していないとされる生物でした。