
東寺の五重塔が特別公開されるのを知り行ってきました。
2014/1/10(金)〜3/18(火) 9:00〜16:00(受付終了)

日本一高い木造 「国宝 五重塔(ごじゅうのとう)」です。
(塔内は撮影禁止)
高さ54.8mは木造塔として日本一の高さを誇ります。826年(天長3)に
空海が創建に着手しますが、完成したのは空海没後の9世紀末でした。
約50年を要する難工事でしたが、僅か4年後には落雷によって焼失し
その後も雷火や不審火で4回焼失し、現在の塔は1644年(寛永21)に
徳川家光の寄進で建てられた5代目です。

初層内部は、折上子組格(おりあげこぐみごう)天井とされ
長押(なげし)等にも全面に、極彩色の文様が装飾されていました。
そして、大日如来に見立てた心柱を囲んで
東向きに・・・・・・・・・・・・阿閦如来 (あしゅくにょらい)
北向きに・・・・・・・・・・・宝生如来 (ほうしょうにょらい)
南向きに・・・・・・・・・・・阿弥陀如来 (あみだにょらい)
西向きに・・・不空成就如来 (ふくうじょうじゅにょらい)
の、金剛界四仏が安置されています。 (東(入口)→北→南→西(出口))
いつもは外から見るだけの五重塔でしたが、中に入ることができました。