
伊万里は、ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器です。
日本初公開品が多数あり、素晴らしい作品ばかりだと聞いていたので
これは見逃してはいけないと思い・・・

大阪市立東洋陶磁美術館に行ってきました。

シャルロッテンブルク宮殿の 「磁器の間」
拡大写真パネルの前には椅子が用意されていて
宮殿を訪れた気分で、記念写真が撮れます。

横に説明版がありました。
縮小画像をクリックして、大きい画像でご覧ください。

磁器の間
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● 有田の磁器が、何故「伊万里」と呼ばれるようになったのか
不思議に思っていたのですが、今日それが分かりました。
それは、伊万里港から積み出され全国に流通したことから
「伊万里焼」の名で呼ばれるようになったそうです。
● もう一つ分かったことがあります。
それは一部が弧状に切り落とされた「髭皿」の説明に書かれていたのは
ヨーロッパの髭剃り用、瀉血(しゃけつ)治療用の皿の由来で
理容室の、青(静脈)赤(動脈)白(包帯)の螺旋状の回転サインは
理容室では、かつて瀉血や外科治療なども行っていた名残でした。