
京都二条にある、高瀬川の最上流の高瀬川起点には
一之舟入跡が残され、高瀬舟が展示されています。
高瀬川は、 角倉了以によって京都の中心部と伏見を結ぶために
安土桃山時代末期の慶長年間に開削された物流用の運河です。
明治に至るまで、ここから伏見の港へ「高瀬舟」が往来し
最盛時には240余隻が物資を運搬していたそうです。
航行する舟は舟底の浅くて平らな幅のある浅川用のものでした。
そして今年も9月23日(祝)には、京都の行事『高瀬川 舟まつり』が
「一之舟入」付近で行われ、復元された高瀬舟に乗ることができる他
舞妓さんのお茶席(500円)などもあるそうです。