
大阪市立美術館
開催期間:平成28年7月9日(土)~9月25日(日)

黒田門を通り美術館の前に来ると、大阪市のシンボル「通天閣」が見えます。

大阪市立美術館は天王寺公園の中に位置していますが、その敷地は住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに大阪市に寄贈されたもので、昭和11年5月に開館しました。
美術館は設立当初の本館と、平成4年に美術館の正面地下に新設した地下展覧会室からなり、地上3階、地下2階からなり、本館陳列室では、特別展覧会やコレクション展示を開催しています。

美術館に入ると左手にたくさんの人が、8月16日(火)14:00~15:30の講演
「デトロイト市の財政破綻に学ぶ 芸術と街づくり」に並んでいました。
このデトロイト美術館が存続の危機に陥ったのが、2013年7月のデトロイト市財政破綻でした。市の深刻な財政難により、美術館収蔵品の売却の可能性も取り沙汰されましたが、国内外からの資金援助により収蔵 品は売却されることなく存続しました。危機を乗り越えモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソなど、日本初公開15点を含む全52点が展示されます。

「デトロイト市の財政破綻に学ぶ 芸術と街づくり」は
写真右:講師の平田オリザ氏(劇作家・演出家・東京藝術大学特任教授)
写真左:篠 雅廣氏(大阪市立美術館長)、会場:美術館1階の講演会室。
「デトロイト美術館展」大阪展では、7月・8月の火曜・水曜・木曜(祝日除く)に、全作品を撮影できることもあり、この日を楽しみにしていました。

この、ゴッホの自画像も撮れるのです!
デトロイト美術館に行った気分になりますね。(*^^*)
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