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淡路島・伊弉諾神宮「夫婦大楠と不具の水蛭子(ヒルコ)神」

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御本殿のあと向かったのは・・・


兵庫県指定天然記念物の樹齢九百年の神木「夫婦大楠(めおとおおくす)」


樹齢九百年を数える古木で、元は二株のものが結合して一株に成長したという珍樹です。伊弉諾大神・伊弉冉大神の神霊の宿る御神木として信仰され、江戸時代の地誌にも「連理の楠」として、その霊験が記されています。


「夫婦大楠」の脇にある岩楠神社には、国生み神話でイザナギ、イザナミの
二神(ご夫婦)の最初の神「水蛭子(ヒルコ)」神が祀られています。



● ヒルコ(水蛭子、蛭子神、蛭子命)は、日本神話に登場する神で
『古事記』において国産みの際、イザナギ(伊耶那岐命)とイザナミ(伊耶那美命)との間に生まれた最初の神。しかし、子作りの際に女神であるイザナミから先に男神のイザナギに声をかけた事が原因で不具の子に生まれたため、葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまう。

次に生まれたアハシマと共に、二神の子の数には入れないと記されている。棄てられた理由について『古事記』ではイザナギ・イザナミ 二神の言葉として「わが生める子良くあらず」とあるのみで、どういった子であったかは不明[。後世の解釈では、水蛭子とあることから水蛭のように手足が異形であったのではないかという推測を生んだ。あるいは、胞状奇胎と呼ばれる形を成さない胎児のことではないかとする医学者もあるそうです。

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