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生け花になった「仏手柑(ブッシュカン)」

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JR高槻駅構内でいつも見ている「嵯峨御流(さがごりゅう)」です。
嵯峨御流は、嵯峨天皇の自然や草木に対する慈しみの心が礎です。

仏手柑とバラが、自然の草木の枝ぶりを生かすようにいけられてます。
「仏手柑」は、指の形が千手観音を思わせることが名前の由来です。
名前にふさわしく釈迦の国、インド東北部原産のシトロンの一品種です。

江戸時代位から鑑賞用として「生花」「茶の席」「正月飾り」「盆栽」に
珍重されていたそうですが、花器にいけられているのをみたのは初めてです。


これは、天球院に行った時に庭先で撮った「仏手柑」です。(2016年1月)

仏手柑はフルーツですが、果実は大きくなっても中身には果汁がなく
酸っぱい白い綿のようなので、皮を砂糖漬けにして食べるそうです。
「仏手柑」は、知らなかった人でも一度見たら忘れられないですね。

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