Quantcast
Channel: kikoがスタート
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2994

京都三大祭・王朝絵巻が繰り広げられる「葵祭(あおいまつり)」

$
0
0
京都三大祭りの一つ葵祭のヒロイン第63代斎王代に、会社員坂下志保さん
(23歳)が選ばれました。(葵祭行列保存会 4月13日発表)

坂下さんのお母さま、美保さんも1988年の葵祭で斎王代を務められたそうで
母娘で斎王代を努められるのです。

斎王代とは斎王の代理で、斎王は「いつきのひめみこ」ともいい、「斎」は「潔斎して神に仕えること」をいいます。斎王はかつて伊勢神宮や賀茂の神社に奉仕した未婚の内親王、女王のことです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここからは、2006年に行った葵祭を思い出し再投稿します。(^_^;)))

   

  

  


●賀茂祭が葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代の1694年(元禄7)に祭が再興されてのち、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬まで、すべて葵の葉で飾るようになってからのようです。

●今から約1400年前の欽明天皇の567年に、風雨がはげしく五穀が実らなかったので、当時賀茂の大神の崇敬者であった「伊吉の若日子」に占わせると、賀茂の神々の祟りだと言われ、4月の吉日に祭礼を行い、馬には鈴をかけて、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競(かけくらべ)をすると、風雨はおさまり五穀は豊かに実って国民も安泰になったと言われています。

●路頭の儀(行列)は、勅使をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿で列をつくり、総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台の風雅な王朝行列が、京都御所を出発して下鴨神社へ、そして上賀茂神社に向かいますが、その道のりは約8キロです。

※ 2018年の葵祭は、4月に斎王代が発表され5月1日から前儀が始まり
5月15日に葵祭・路頭の儀(行列)が行われます。(雨天の場合は翌日に順延)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2994

Trending Articles