1月7日の朝は「一年の無病息災を願って七草がゆ」

今朝、一年の無病息災を願って「七草がゆ」を頂きました。

　「七草がゆ」の由来は古い中国の習慣が日本に伝わり、醍醐天皇の延喜11年から正月七日に七種の若菜を調達することが公式化され、「枕草子」にも「七日の菜を六日に入がもて騒ぐ」の記事があるように、七日の朝七草がゆを焚いて、無病息災を祈るならわしができました。



春の七草は 野菜の種類が少ない昔の冬に食べる、栄養補助食品でした。
①せり　②なずな　③ごぎょう　④はこべら　⑤ほとけのざ　⑥すずな　⑦すずしろ

①せり：競り勝つ
胃腸の調子を良くし、血液をサラサラにしてくれます。

②なずな：撫でて　汚れを覗く
ぺんぺん草の愛称があり、便秘・解熱・止血などの作用があります。

③ごぎょう：仏体
お茶にしたり、昔は草もちに使われ、喉の炎症やむくみに効果があります。

④はこべら：繁栄
古くから漢方として使われ、鎮痛作用・止血・痛み止め・歯槽膿漏の予防など。

⑤ほとけのざ：仏の安座
高血圧を予防したり、胃腸を丈夫にします。

⑥すずな：神を呼ぶ鈴
「かぶ」のことで、胃腸を整えたり風邪の予防に効果があります。

⑦すずしろ：汚れのない清白
「だいこん」のことで、消化不良を整え・熱を冷し・便秘解消の効果があります。

我が家には香菜の苦手な人がいるので、今年も食べたのは私一人でした。