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京都・建仁寺さんの「三門・浴室・千鉢池・開山堂・平成の茶苑」

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建仁寺境内側の「禅居庵門」を出ると、すぐ左手に見えるのは建仁寺さんの・・・

江戸時代末期の建築物といわれる「三門と放生池」

静岡県浜松市の安寧寺から1923年(大正12年)に移築されたもので
楼上には釈迦如来、迦葉・阿難両尊者と十六羅漢が安置されています。
望闕楼(ぼうけつろう)とも呼ばれ、その額が架かっています。

浴室 京都府指定文化財

寛永五年(1628年)三江和尚(諱紹益)によって建立されました。


内部は待合と浴室(蒸し風呂、中央二間)土間(火炊場)に三分され


禅寺では入浴も修行として、厳しい作法が細かく定められていたそうです。

千鉢池
風呂と開山堂の間にあります。


千鉢池の水は、この石垣から流れ出る水。

開山堂

江戸期のものと伝わる楼門「宝陀閣(ほうだかく)」です。

柵横に「千光祖師栄西禅師入定塔」と彫られた石碑があります。
もともとは護国院、興禅護国院と呼ばれる塔頭の1つでしたが
明治に再建をして開山堂と改められたそうです。

平成の茶苑

栄西禅師は、宋(中国)からお茶の種子を持ち帰り日本に広めた方で
禅の祖というだけではなく、お茶の祖でもありました。


解説板には、平成3年の記念植樹とあります。
毎年五月十日ごろに、初摘の茶葉を挽いた茶をお供えしているそうです。

建仁寺境内図は こちら でご覧ください。

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