奈良・日本で初めてお札になった人物の「神功皇后陵」から成務天皇陵へ

歴史の道は1972年に奈良市が定めたハイキングコースです。
200m級の2つの大古墳に挟まれている周堤上の道。

左側に佐紀陵山古墳(日葉酢媛命陵:ひばすひめのみこと)の後円部
右側に佐紀石塚山古墳(成務天皇陵)の、くびれ部が見えています。
成務天皇陵(せいむてんのうりょう)後円部のくびれ

日葉酢媛命陵「垂仁天皇皇后(すいにんてんのうこうごう)」後円部のくびれ

成務天皇陵

周濠はかこんでいますが
西側濠幅約15mが本来の濠幅であるとされています。

古墳群の西群に属する全長218.5メートルの前方後円墳。
前方部は幅111メートル、高さ16メートル
後円部は直径132メートル、高さ23メートル

第十三代の天皇
父 景行天皇(第四皇子)
母 八坂入姫命
誕生 84年(景行天皇14年)

実際の被葬者は明らかでないそうですが・・・

宮内庁により
「狭城盾列池後陵(さきのたたなみのいけじりのみささぎ)」として
第13代成務天皇の陵に治定されています。