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京都府長岡京市・西国街道沿いにある町家「旧石田家住宅」

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2月度 歴史クラブに参加してきました。(2月20日木曜日)


JR長岡京駅

今日は「長岡京市ふるさとガイドの会」の方が
長岡京駅前から勝龍寺城跡まで案内して頂けるそうなので楽しみです。


正面が「長岡天満宮」です。


左に曲がり、西国街道を通って「旧石田家住宅」へ向かいます。

西国街道は、京都(東寺口)から大山崎、高槻など、淀川右岸を通り
大阪市内を経ないで西国(下関、九州まで)へ至る江戸時代の重要な幹線道路。


西国街道
古い街道を振り返って、京都方向を撮りました。


いまは駅名が変わって「JR長岡京」になりましたが
以前は「JR神足(こうたり)」の駅名だったそうです。

神足は
東寺口を出て2里目(約8km)にあたり、江戸時代初めに永井直清が築いた神足館の城下町として、街道筋に町場がつくられたようです。


国登録有形文化財「旧石田家住宅」

1階と2階の屋根の間に見える白い窓は「虫籠窓(むしこまど)」
1階の街道沿いには、格子(こうし)と出格子(でこうし)が見えます。

西国街道沿いにある住宅は、店舗と住まいを兼ねた町家です。
平成12年10月、規模が大きく江戸時代の末期の町家建築の基礎と
なるものとして、国登録有形文化財に登録されました。


神足ふれあい町家

明治以降、町医者などに利用されていたものを、後年になって石田家が購入、平成15年に長岡京市が取得し、「神足ふれあい町家」として整備されました。


玄関を入ると通り庭が奥に続き、煙りだしや六寸角の大黒柱、繊細な細工を施した座敷などが残されています。この住宅は神足村の旧家岡本家一族の商家で、江戸時代には「紙屋清兵衛」という屋号で和紙などを商っていたようです。

玄関を入った右の和室(店の間)にお雛さまが・・・


玄関左の部屋(納屋)には「おかしの木型」


お乾菓子の木型が展示されています。


奥へ進むと右の和室(居間)と、その奥(中の間)にも「お雛さま」


一番奥の座敷にも「お雛さま」が・・・立派なお雛さまばかりです。
かわいい保育園の子供たちの姿もありました。

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