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高槻市・乾性寺(けんしょうじ)さんの黄色い花 「マンサク 」

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ここは「乾性寺」さんへの参道入り口です。(2010年)


この狭い参道の左側が「上宮天満宮」の天神さんです。


乾性寺さんは、天神さんの東側に位置します。


乾性寺は、高槻市の日蓮宗寺院で元和五年(1619年)に
日進(にっしん)上人が創建されました。


齢360年を越える、高槻一の「紅梅」

八重咲きの花が、串刺しの団子のように枝にびっしりとつく古木は
高槻城主・永井直種により植えられたものと伝えられています。


乾性寺は加賀山と号し、ご本尊は題目宝塔と釈迦多宝です。


乾性寺の「マンサク (満作、金縷梅、Hamamelis japonica)」

名前の由来 : 早春に 「まず花が咲く」 が訛って 「まんず花が咲く」 が
       「マンサク(満作)」 になったと言われています。


春の訪れを告げる花木は、花がよく咲けば豊作で花が少なければ不作など
稲の作柄を占う植物として古くから人との深いつながりをもっていました。


黄色の細長いひも状のちぢれているのが花弁です。


花は強い香りを放ち、遠くまで漂います。


まだ虫が少ない時期に授粉を手伝ってもらえるように
特徴のある香りになっているそうです。


階段を下りていくと「関西大学・高槻キャンパス」が見えます。


キンカンの実が好きなようで、突っついたあと持ち去っていきました。

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