日本の神社では、4月~5月に春季例大祭が行われているので思い出したのが
御上神社の春季例大祭 「鳳輦神輿 」です。2010年5月16日(日)
近江富士 三上山 で知られる「御上神社」
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孝霊天皇の時代、天之御影命が三上山に降臨し、御上の祝(神主)にとって祀られたことが始まりと伝えられ、『古事記』開化天皇の段に「近つ淡海の御上祝がもちいつく天之御影神」と記されています。
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藤原不比等によって、奈良朝初期元正天皇の養老2年(718年)3月15日に
遥拝所のあった三上山麓の現在地に社殿が造営されたと言います。
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御上神社では、毎年5月第3日曜日に「春季例祭」が行われます。
楼門 国指定重要文化財
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三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺
拝殿 国の重要文化財
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桁行三間、梁間三間、入母屋造、檜皮葺
この拝殿は旧本殿の部材を再利用して建立されたものと云われ、隅柱上のみに舟肘木をもち、内部中央を棹縁天井に、その周囲を化粧屋根裏とし、様式等により鎌倉時代後期の建立と考えられています。
左奥に見える建物が、国宝の「本殿」
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺で
様式手法からみて鎌倉時代後期の建立と推定されています。
鳳輦神輿 (ほうれんみこし)
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拝殿に、初めて見る三台の古い神輿が置かれていました・・・
それは「鳳輦神輿 (ほうれんみこし)」でした。
「鳳輦神輿 」は、別の建物に保存されているので
いつもは、ガラス越しに少しだけ見ていただけなので感激です。
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保存されている建物前の説明板には
「三台の古い神輿は鳳輦神輿(ほうれんみこし)と称して、高貴の方が乗られる構造になって中を広く作られております。五百余年前 宝徳二年の銘があります。」
と書かれていましたが、どんな高貴な方が乗られたのでしょうね。
※鳳輦は、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」を意味する言葉で、日本においては、古くから、天皇の正式な乗り物を意味するほか、現代では神社の祭りなどに使われる、鳳凰の飾りがある神輿のことです。
御上神社:滋賀県野洲市三上838番地
ホームページ http://www.mikami-jinja.jp/estate.html
御上神社の春季例大祭 「鳳輦神輿 」です。2010年5月16日(日)
近江富士 三上山 で知られる「御上神社」

孝霊天皇の時代、天之御影命が三上山に降臨し、御上の祝(神主)にとって祀られたことが始まりと伝えられ、『古事記』開化天皇の段に「近つ淡海の御上祝がもちいつく天之御影神」と記されています。

藤原不比等によって、奈良朝初期元正天皇の養老2年(718年)3月15日に
遥拝所のあった三上山麓の現在地に社殿が造営されたと言います。

御上神社では、毎年5月第3日曜日に「春季例祭」が行われます。
楼門 国指定重要文化財

三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺
拝殿 国の重要文化財

桁行三間、梁間三間、入母屋造、檜皮葺
この拝殿は旧本殿の部材を再利用して建立されたものと云われ、隅柱上のみに舟肘木をもち、内部中央を棹縁天井に、その周囲を化粧屋根裏とし、様式等により鎌倉時代後期の建立と考えられています。
左奥に見える建物が、国宝の「本殿」
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺で
様式手法からみて鎌倉時代後期の建立と推定されています。
鳳輦神輿 (ほうれんみこし)

拝殿に、初めて見る三台の古い神輿が置かれていました・・・
それは「鳳輦神輿 (ほうれんみこし)」でした。
「鳳輦神輿 」は、別の建物に保存されているので
いつもは、ガラス越しに少しだけ見ていただけなので感激です。

保存されている建物前の説明板には
「三台の古い神輿は鳳輦神輿(ほうれんみこし)と称して、高貴の方が乗られる構造になって中を広く作られております。五百余年前 宝徳二年の銘があります。」
と書かれていましたが、どんな高貴な方が乗られたのでしょうね。
※鳳輦は、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」を意味する言葉で、日本においては、古くから、天皇の正式な乗り物を意味するほか、現代では神社の祭りなどに使われる、鳳凰の飾りがある神輿のことです。
御上神社:滋賀県野洲市三上838番地
ホームページ http://www.mikami-jinja.jp/estate.html