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旧奈良監獄④「イギリス積みのレンガの塀と、受刑者が焼いたレンガ」

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旧奈良監獄③「第1実習場→2階中央看守所→講堂」のつづきです。


外に出るのは・・・明かりの見える左の3寮だったと思います。


2階天窓からの明かりが1階へ射しています。


この寮は扉が閉じています。
通路にマンホールが


外の明かりが見えてきました。


外に出ると広いです。


いま通ってきた建物です。


以前は、番号の下に有刺鉄線が取り付けられていたそうですが
今は取り除かれていました。


この景色が、どんなホテルに変わるのでしょう~


受刑者が焼いたレンガで補修されていたそうです。

レンガづくりの積み方は、イギリス積み、フランス積み、オランダ積みなどがありますが、奈良監獄では、小口積みと長手積みを交互に段を違えて積むイギリス積みが採用されました。 施工が容易で強度も若干強いことや、山下啓次郎がイギリス人建築家のコンドル氏に師事していたことが理由として考えられています。


広い庭は、れんが造の塀が囲んでいます。
レンガの壁にある数字は
右へ行くと1寮で、左に行くと4寮でしょうか。

寮内でも、いまどの寮を歩いているのか
分からなくなりそうでした。(^^ゞ方


歩いていると数カ所ロープが張られていましたが
ここもロープが張られて「進入禁止」でした。


レンガの壁にある白い所に
「4番防犯線」と書かれていますが何でしょう?


入っていく女性の姿が見えるので
私も入っていきます。


出入口の「ひさし持ち送り」は
敷地内の他の建物にも共通する、白い円形の装飾でした。

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