美術研究会　〜マイセン窯を中心として〜　

平成26年　新春第一回　美術研究会 「マイセン窯を中心として」 が
鈴木利章先生の講座で開催されたので参加してきました。（2月11日　）


伊万里焼

1710年ごろ、ヨーロッパでは日本の伊万里焼などが盛んにもてはやされ
年に数十万点の「伊万里焼」 が売却されたそうです。


ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯 「マイセン」



双剣　（剣マーク）
300年の歴史を象徴するマイセンの 「剣マーク」 は、ブランドの創立者である
アウグスト強王の紋章から、二本の剣が交わる高貴なデザインをモチーフと
して、1722年（ライプッィヒ見本市で展示）に、新シリーズが誕生しました。

「ブルーオニオン　（青いたまねぎ模様）」
1739年にクレッチマーが中国写しの染め付けの技法を活かして完成した
ですが、見慣れない 「柘榴　（ザクロ）」 が玉ねぎに姿を変え、桃のような
果物、そして竹がバランスよく配置されることになったという説明が定説に
なっているそうです。


現代マイセンの顔　　アトリエの五人　

2010年に開窯300周年を迎えた国立マイセン磁器製作所では、2011年
から新たな第一歩が始まり、301年目を記念してマイセンが日本記念シリーズ
“JE (Japan Exclusive) ” という、ロゴが入った特別作品が作られているそうです。