
梅田阪急ビル オフィイスタワー15F から撮った
阪神梅田本店 屋上の写真です。 (2012-08-18

その阪神梅田本店の屋上遊園地が、今年の2月28日に閉園するそうです。
昭和33年(1958)、当時屋上だった9階部分に屋上遊園地をオープンされ
モノレールや観覧車を備えた遊園地でした。
ピーク時には1日1000人がモノレールに乗車するほど多くの人で賑わい
昭和38(1963)年に現在の11階建てのビルになり、新しい屋上の9階に
遊園地が開園し、現在はしだれ桜などを植えた屋上庭園になっています。
当初は木馬がメーンの遊園地だったそうですが、時代とともに遊具も大型化し
現在は中央にバッテリーカー10台が遊べるスペースと、両側に乗り物やゲーム
コーナーがあり、夏場は約650席のビアガーデンになり、阪神戦の中継を楽しむ
タイガースファンが集まっていたそうです。
少子化や子どもの遊びの多様化による来園者の減少し、百貨店の建て替えがあり
全国の屋上遊園地は次々と閉鎖されています。この遊園地はわずかに残る貴重な
屋上遊園地でしたが、同ビルと南側の新阪急ビルを一体化して建て替える計画が
発表され、屋上遊園地の閉鎖が決まったそうです。