
私の知っているビリケンさんは
通天閣の展望台で迎えてくれる幸運の神様ですが
吹田市の能勢街道沿いにビリケンさんがありました。

笑っているのか怒っているのか・・・
不思議な表情と、愛嬌あるポーズが人気のビリケンさんが
どうして吹田市にあるのでしょう?

大きく突き出したビリケンさんの足の裏を撫でると
ご利益があると言われる通天閣のビリケンさんです。

池田市出身で繊維商社(株)の初代 田村駒治郎氏が商標登録をされ
ビリケンさんは「福のまち池田」のシンボルだったのです。
※ビリケンさんの誕生は1908(明治41)年。
作者は米国の女性芸術家、フローレンス・プリッツが「夢の中で見た神様」をモデルとし制作した作品が起源と言われ、当時の大統領のウィリアム・ハワード・タフトのウィリアムの愛称「ビリー」に、小さいを表す接尾語「-ken」を加えたのが名前の由来だと言われています。
足を突き出す座り方はアフリカ人、顔立ちは東洋人がモデルで
足の裏をかいて笑えば、願いがかなう福の神「ビリケン」さんでした。